議案詳細
第35号議案
訴えの提起に関する議案が提出。元保育園指定管理者へ約402万円の返還を求め提訴へ
訴えの提起について
議案の概要
令和7年2月20日、足立区長より「訴えの提起について」(第35号議案)が提出されました。
本議案は、地方自治法第96条第1項第12号の規定に基づき、足立区が特定の法人に対して訴えを提起することについて、区議会の議決を求めるためのものです。
訴えの相手方と請求内容
今回の議案で訴訟の相手方となっているのは、足立区日ノ出町に所在する「社会福祉法人朝陽会」です。
足立区は同法人に対し、「足立区立新田三丁目なかよし保育園の管理運営に関する年度協定書」に基づき概算払いで支払った、令和2年度の管理運営委託料の精算額である402万1,176円の支払いを求めています。
訴えを提起する理由(背景と経緯)
議案の資料によると、訴訟を提起するに至った背景には以下の経緯があります。
- 指定管理の取り消しと精算義務: 足立区立保育所の管理運営委託料は、指定管理者に対して事業年度途中に概算払いで支払われ、年度末や指定取り消し時に実績に基づいて精算する仕組みとなっています。相手方の法人は「足立区立新田三丁目なかよし保育園」の指定管理者でしたが、区は令和2年11月30日付でその指定を取り消しました。これに伴い、法人は同日時点での実績に応じた委託料の精算額を支払う義務が生じました。
- 約402万円の過払いと未払い状態: 足立区が把握する実績値に基づいて令和2年度の委託料確定額を算出した結果、概算払いで支払済みの金額に402万1,176円の過払いが生じていることが判明しました。区は法人に対してこの金額の返還(支払い)を請求してきましたが、現在に至るまで支払われていない状況です。
これらを受け、足立区は過払い分の精算額の支払いを求めて、東京地方裁判所に対し正式に訴訟を提起することとしました。
※本記事は、令和7年2月20日に提出された「第35号議案」の資料に基づき作成しています。