議案詳細
議員提出第10号議案
交通弱者をなくすための決議案が提出。持続可能な交通手段の実現を求める
すべての足立区民が交通弱者とならないよう持続可能な交通手段の実現を求める決議
議案の概要
令和6年10月21日、足立区議会議員(杉本 ゆう氏ら計11名)より「すべての足立区民が交通弱者とならないよう持続可能な交通手段の実現を求める決議」(議員提出第10号議案)が提出されました。
本議案は、すべての足立区民の交通手段を保障するため、足立区に対して一刻も早く持続可能な交通手段の実現に向けた取り組みを進めるよう強く求めるものです。
決議案が提案される背景と理由
決議案では、区内の交通環境に関する以下の現状と課題が指摘されています。
- 交通不便地域における施策の終了と課題: 令和3年に花畑周辺地域で運行開始された社会実験バス(ブンブン号)は、区が設定した収支率24%を達成できずに事業終了となりました。決議案では、交通不便地域であるにもかかわらず他の手段での解決を試みていない点について「遺憾である」と指摘しています。
- 依然として多い交通困難者: バス路線の廃止や減便が続く中、区は今年度からデマンドタクシー実証実験(足タク)や地域内交通導入サポート制度を開始しましたが、未だ交通手段に困難を抱える区民が多く存在しており、迅速な施策推進が必要とされています。
足立区に強く求める3つの事項
これらの課題を解決するため、決議案では足立区に対して以下の3点について取り組むことを求めています。
- 継続した施策の計画・実行: 交通不便を解消すべき地域を定め、各地域の課題を解決するための継続的な施策を計画・実行すること。
- 収支率のみを判断基準としないこと: 収支率などの事業採算性の達成度のみを、社会実験から本格運行へ移行するための判断材料としないこと。
- 福祉的観点からの移動施策の実現: 高齢者や障がい者、妊産婦など、移動に困難を抱える区民に対しても、福祉的な観点で安全に移動できる施策を実現すること。
※本記事は、令和6年10月21日に提出された「議員提出第10号議案」の資料に基づき作成しています。